必見!男の着こなし! 〜最終章〜

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男性のみなさん、お金をかけずにオシャレになろうよ


時計(腕)
男の身に付けるものの中で光ものは、時計、カフス、タイピン、指輪は
結婚指輪くらいものしかありません。
ビジネス上では、それ以外のものを付けているとあまりいいように取られない
のが日本の現実でしょう。
男のファッション最終章として、老若男女誰でも当たり前で、無くては
困る時も出てくる時計のお話をしますね。
みなさん、時計ってファッションの一部と思いますか?
私はファッションの一部であり、嗜好品の極みだと思ってます。
機能だけを追及するなら千円も出せばデジタル表示式のクォーツ時計が持てますし、
それなら、12針を判断する必要無く時刻の数字がそのまま読み取れるので
便利、また暗がりでもライトがついたりするので絶対困ることはないでしょう。
しかし、周りに時計をしてる人たちを思い浮かべてください。
10人の内、何人がデジタル表示の時計をしてるでしょう?
せいぜい一人いるかいないかくらいじゃないですか?
なぜでしょう??
それは、もちろん時計は昔から針が付いているもので、そうでなきゃ時計じゃ
ないって言われるとそりゃそうですねってしか言いようがありませんが、
女性も含めてオシャレをした時は、デジタル表示の時計って、まずしないでしょ。
たいていは、似合わないって思うはずです。
それって、その時点で無意識に時計もファッションの一部だと、頭が働いているんです。
一方で、スポーツなど時間を計測する場合は、最近はほとんどデジタル式を利用します。
でしょ、だから私の時計に関する考え方はファッション、嗜好品、ステイタスなんです。
そんなことで、時計のお話をしますので、時計に機能だけしか要求しない方は
ご覧いただいても意味がないと思いますのでご了承ください。
では、はじめま〜す。

○時計は、靴といっしょで一生もの
以前に靴も一生ものとお話しましたが、時計は一生以上、つまり二世代に引き継がれても
おかしくないと思います。
いいものを大切にして長く愛用する、というのが時計にも当てはまると思います。
大雑把な考え方では、服や靴は消耗品と考えても、時計は財産(金銭的な価値は別)として
見ることが出来るのではないでしょうか。
だから、時計の知識を持って、少々高額であっても自分でこだわり、納得できる
いいものを選びましょう。
○時計の極みは機械式!
時計のエネルギー源は、みなさんご存知のように電池式とゼンマイ式とがありますが
みなさんのほとんどの方がクォーツの方が狂わないし良いと思っていませんか?
それは、違いますよ。時計は自動巻き、手巻きは別として機械式が絶対いいんです。
どこがいいのか?時計は一個一個精密さを求め、熟練工が心を込めて丹念に作りあげる、
機械式の時計を見てるとそれが想像でき、髪の毛1本よりまだ細い模様や、メカニズム、
まさに精緻、芸術、すばらしい職人芸ってかんじが漂ってきて、それを手にしてる
自分に感動するんです。ちょっと大げさかな?
それと一流メーカーの時計は機械式であっても、まず狂いません!!
気温、湿度、振動などにも関わらず狂いません。
ほぼ、クォーツ並と思ってください。
機械式でクォーツに負けじと職人たちの粋を生かし日々努力して完成された
時計はマニアにとっても最高の魅力でしょう。
○機械式時計のメンテナンスは必要か?
よく数年に一度分解掃除が必要じゃないのかと思われがちですが、私自身の時計は
6年ほど経過してますが、その間狂いも無く一度もメンテナンスに出したことが、
ありません。
近年機械式の技術は富に発達してますので、そう意識することはないでしょうね。
むしろクォーツは2年くらい経つと必ず電池交換する時期が来ますのでめんどうに
思います。
何の前ぶれもなく止まって後で交換に行くまで、何の機能も果たさない
ものを付けてる時って、何となくなさけなく感じたことありません?
○服などの有名ブランドから出してる時計はどうなのか?
シャネル、エルメス、グッチなどたくさんの有名ブランドから
時計を出してますが、まずほとんどクォーツ式、また当然ノウハウが
ありませんから他社開発自社ブランドとなってます。(エルメスは機械式もあります)
デザインは自社のノウハウでカバーできますが、本来の時計の品質の
ノウハウがないため、早く故障するしたりメッキが剥げてきたり、
バックル部分がダメになったりするケースが少なくはないですね。
中身(ムーブメントと言う)は三流メーカーを使ったりしてますしね。
まあ、若い女性ならブランドに憧れて買っても仕方ないと思いますが
男性の場合は控えましょうね。
○どこのメーカーがいい?
時計と言えばスイスと言いたくなりますが、日本のセイコーもすごくいいです。
へたに服のブランドの時計を選ぶよりセイコーを選ぶ方がよほど安くて
センス良くって気が効いてます。品質、デザイン共に世界のセイコーです!
セイコー以外で私なりに評価(素人ですが)できるメーカーを出してみました。

ブレゲ、オーデマ・ピゲ、バセロン・コンスタンチン、ブランパン、
パテック・フィリップ、ピアジェ、この辺は世界六メーカーとも言われてます。
超一流です。(ブランパンは機械式しか製造してません)
この辺の名前は覚えといてくださいね。

次に来るのが
ダニエルロート、カルティエ、ジャガールクルト、ユリスナルダン、
フランクミュラー、ロレックス、ティファニー、ジラール・ペルゴ

この当たりは、中の上くらいのメーカーかな?まあ一流に入りますかね。

他にもアラン・シルベスタイン、ブライトリング、
タグ・ホイヤー、ショパール、オメガ、ロンジン、ハミルトン、
ラドー、ブルガリ、ウォルサム、ボーム・メルシー、エベル
ハリーウィストン、ヴァンクリーフ、エテルナ、ティソ、クロノスイス
センチュリータイムジェムス、サーカー、タバー、インターナショナルなどなど

は〜疲れる といったことでとにかくたくさんのメーカーがありますね。
セイコーは、超一流と一流の間くらいじゃないでしょうか。
超一流以外なら安いしセイコーをお奨めしますね。
○ロレックスはいいか?
前回にもお話しましたが、みなさん高級時計と言えば
ロレックスを想定される方が多いと思いますが、なぜ
高級と思いますか?
値段が高いというイメージがあるからでしょう。
値段が高い理由は税金と時計の中に散りばめてある
宝石代なんです。
セイコーだって宝石を散りばめたクレドールという
名前の時計で200万円も
するものもあるんですよ。
先程メーカー名を出しましたが、三流であっても
1000万円超える時計もザラにありますよ。
単に値段が高いからイコール高級品という解釈は、
時計では成り立ちません。
超一流メーカーでケース(外側)はステンレスで、宝石もない機械式でたしか50万円以上
くらいからだと記憶してます。
時計の値段を同じ土俵で比較するなら、宝石の有無、ケースは同じ素材(18kとか)で
比較するようにしましょう。ロレックスの本当の良さを知って選んでる方はどのくらい
いるでしょうね。
おそらく時計に詳しい方とか時計屋さんにお勤めの方くらじゃないでしょうか。
それ以外の方は、失礼ながら高級品を身に付けるステイタスとして選ぶ、いわば見栄の
世界だと察します。
普通に考えてください。
形がお好きな方もいらっしゃると思いますが、普通、あんなゴツゴツした時計がみなさんの
ドレッシーな服に合うと思いますか?
オシャレはシックに何一つ浮かび上がっちゃいけないのにあの時計は形にセンスがあるとは
思いません。
あの時計の良さは、万能の時計なんです。あの時計をしたままでダイビングができたり、
激しいスポーツしたりしても本来の機能に絶対的な信頼がおけるのがロレックスなんです。
だから、時計はロレックス一個だけでいいんです。
でも、ロレックスを持ってる方がロレックスしたまま激しいスポーツをしたりしないでしょ。
たいていは、違う時計をするでしょ。
それだとロレックスの意味がないんですよ。
ロレックスは時計としては、いい時計です、防水、耐圧、防塵などしっかりと完全なほどの
ノウハウを持ってます。
防水、自動巻き、日付、曜日などはロレックスが発明しました。だから、本来の使い方と
センスを一緒にしないでくださいね。センスという範囲では、お奨めできません。
○宝石のついた時計はどのように評価できる?
 男性はX、女性○と思ってください。
 宝石付きの時計もロレックスを想像されると思いますが
 ダイアなど文字盤やべゼルに付いたりして高額で高級そうに見えますが
 男性用の時計は最悪と考えてください。
 唯一許されるのは、竜頭にサファイアなど付いてる時計はありますが
 あれは、全く気になりません。
 女性の場合は、時計じゃなくブレスレッドとしてみれば問題は
 ないですね。
 男性用の宝石付きは、言わば邪道です。
 本来の時計を理解する方が持つものではありません。
○ファッションから観てどんな時計が必要か?
理想は、最低3個あればいいですね。
まず、遊び用にスウォッチなどのカジュアル用の時計、
次にフォーマル用にシルバーのケースに黒皮ベルトのシンプルなもの、
(フォーマルは基本的には全て白、黒、シルバーで抑えます)
次にビジネス用にシルバーとゴールドのコンビのブレスレッドタイプの
シンプルなもの。
金とシルバーのコンビだとたいていは、どんな服にも合いますね。
また、モノトーンでコーディネイトした時は、シルバーと黒皮ベルトを
もってくれば、ばっちりでしょ。
○どんな形がいい?
 一般的な丸、カルティエ(カルチェって言ってはだめですよ)の
 代表的なタンクの長方形、トノー(樽型)などなど形はたくさん
 ありますがファッションから見て、どんな形でもいいと思います。
 しかし、飽きのこないのはやはり丸型でしょうから、まずは丸型を
 購入しましょう。後は、出来るだけシンプルなものがいいですね。
○どこで購入すればいい?
よく外国に行って、購入すると安いですから買って帰ることが多いと思いますが
外国で購入する場合は、絶対信頼出来るデパートなどで購入してください。
安いからといって訳のわからないところで買うと偽物だったりするケースがあります。
特に人気のあるロレックスやカルティエは偽物が多いです。
日本で購入する場合も、本物であっても直輸入品は絶対買わないようしましょう。
車もそうですが、故障した時、修理を受け付けてくれなかったりしますし、
正規代理店から購入したものとそうでないものでは、故障、誤差の確率が全然違います。
一流メーカーの正規代理店は、日本に輸入した段階で、再度時計の調整を
します。だから安心なんです。
ロレックスもそうですが、持っている方でよく狂うという時計は、失礼ながらおそらく
直輸入品じゃないですか。
ロレックスもクォーツ並に誤差は出ませんよ。
同じ品物で安いものは、それだけの理由がありますよ。
○世界最古の時計メーカーは
 バセロン・コンスタンチンというメーカーです。
 ジャン マルク・バセロンとフランソワ・コンスタンチンによって
 1755年に創業、今年で245年
 世界最古の時計に相応しく、ケースやガラスとの接合部分など
 どこを見ても寸分の狂いも無く作られていて、とても人間技とは
 思えない出来栄えです。もちろん、耐久性や正確性も群を抜いてます。
 値段を意識すること無く、どれかを選ぶなら、躊躇なくバセロンを
 選びます。買えるように、仕事がんばろっと!
 因みにお値段は、男性用で80万くらいからだったと思います。
○機械式だけしか作ってないメーカーは?
 ジョージ・ブランパンだけです。
 本当は、バセロンよりブランパンの
 方が歴史としてはありますが、
 1969年にセイコーが世界発の
 クォーツを世に送り出した後
 機械式が売れなくなり、一時期
 休眠状態となりました。
 その後1983年から再開しました。
 ここの哲学は、機械式と丸型しか
 作らないことです。
 そのシンプルさ、精密さは、正に芸術品。
 ずっと見ていても飽きません。
○こんな時計もあるって知っててほしい。
みなさん、機械式の時計ってどれも同じって感覚があるでしょ。実は、違うんですよ。
ちょっと、紹介しておきます。

<<トゥール・ビヨン>>
 これぞ機械式時計の集大成!
 温度変化、湿度変化、時計の動きの変化など考えられる、外的変化によって
 誤差を補正する機構を組み込んだもの。
 機械ですから熱や湿気や振動には左右されがちですが、これらを全て補正
 するようにできてます。
 腕を上げた時や、下げた時、あるいは裏向けにした時など、微妙に変化します
 が、これによって狂わないようにしてあります。
 部品には、髪の毛の半分以下の細いものも使ってあります。
 へたなクォーツよりずっと正確で、完成された時計です。
 これを作れるメーカーは、世界広しと言えどほんの数社です。
 超一流メーカーのほとんどは作ってます。
 因みにお値段は、宝石が付いてないものでも、5〜600万くらいから
 たしか、1億円くらいまであったと思います。
 宝石なしの腕時計の値段ですよ。こんなにすれば、家を買いたくなりますよね。
 ダニエル・ロートが最初に腕時計に搭載しました。

<<天文学の英知を凝縮した時計>>


 春分と秋分、標準時、地方時、太陽時、日食、月食、恒星の位置、
 昼夜の長さなど天文学を凝縮したもの
 ユリス・ナルダンのガリレオ・ガリレイ

<<永久カレンダー>>


 月、日、曜日は一般の時計だと大の月、小の月があるので
 自分で変えなければいけませんが、この時計はそれが必要ありません。
 ただし、永久といっても400年に一度は変えないと
 仕方ないらしいです。

<<10日ほどねじを巻く必要のない時計>>
 普通は1〜2日の間で、まずねじを巻く必要がありますが、10日もパワーリザーブできる時計もあります。
 また、パワーリザーブの表示も付いてたりします。

<<置時計のようにある時刻になれば、音が出る。>>
 腕時計でクォーツなら当たり前かもしれないが機械式では、珍しい。
 トゥール・ビヨンに付いてるものもある。

<<からくり時計>>
 セットした時刻になると、音が鳴りかつ、文字版が数秒間動く。
 珍品では、ちょっと下品にはなりますが、文字盤に男女が裸で横たわっていて
 セット時刻になると、男が動き始めます。動き方は、あなたの想像にお任せします・・・

では、時計はこのへんで終えて、ちょっとだけコートに入ります。
コートは、私自身そんなに詳しくはありませんが
知ってることだけ、お話しますね。

< コ ー ト >
○どんなコートがあればいい?
春、初冬に着る素材が綿のトレンチコートなどと、
真冬に着るウールまたは、カシミアのコートがあればいいです。
真冬に着るコートは、1着目は黒または黒に近い色を選んでください。
これは、冬場の葬儀など出ると時に黒系だと問題がないからです。
2着目ならやはりキャメルをお奨めします。
○どんな形がいい?
 シングル、ダブルといろいろありますが、真冬のコートは、
 やっぱりダブルのほうがかっこいいですね。
 ダブルのチェスターフィールドという形のコートが定番で
 一番と思ってます。
○カシミアのコートで間違った理解してませんか?
カシミアは手触りよく、生地の光沢あり、軽いというのが基本ですが、
それをコートに直結しないでくださいね。
コートでもダブルのコートは直結するといけません。
手触りがよく、光沢がある、ここまではOKですが、軽いコートは
いただけません。
無論、軽いに越したことはありませんが、軽いということはカシミヤの
密度が低いということになりますのでボタンをせずにコートを着た場合、
軽いため自立できず、コートがよれよれになってしまいます。
その点、少し重さのあるカシミヤのコートは、自立しますので、ボタンを
外していてもブサイクになりません。
自立して軽いコートは、今までお目にかかったことはありません。
○どこのメーカーがいい?
 やはり、コートの代名詞であるバーバリーじゃなく
 アクアスキュータムです。
 気を付けていただきたいのは、アクアキュータムは
 日本企業とライセンス契約をしてるので
 日本製を出してますが、日本製じゃなく、イギリス本国の
 直輸入のコートがいいです。
 ここのコートは最高!
< そ の 他 >
今の季節に必要なものは、マフラーと手袋でしょうか。
マフラーは、カシミアの黒を、手袋は皮のシンプルなデザインの黒を
選びましょう。

●●● 最 後 に、 ●●●
さあ、みなさん私がもっている全ての基本はお話できました。
この特集は計6回に渡りお話しましたが、わずかこれだけの
ことでも、はっきりと憶えてませんが本格的に着こなしを意識し
始めて10年くらい経ってると思います。
今、私が言いたいことは、とにかく意識をして着こなしに
自分なりの哲学を持ってください。
その哲学は、1年2年ではできません。
だから、あせらずゆっくりと構えて、こつこつとエネルギーを
掛けるようにしてくださいね。
今の若い方なら5年もあれば、哲学は出来ると思います。
ただし、努力しないとダメですけどね。
もし、この特集を全て真剣にご覧いただいた方は5年以内で十分に
マスター出来ると思います。
それは、私の、おもしろくもなく、表現力のない内容でも、それ以上に
着こなしに興味のある方ですから・・
着こなしがしっかり出来ていれば、大げさな話、運命も変えることは
できます。
みなさん、がんばってくださいね。
それと、本当にたくさんの応援のご意見などありがとうございました。
おかげさまで、大好評でした。
また、何かの機会に再開できることを楽しみにしてます。

・・・ あなた、もうサスペンダーは買いましたか? ・・・・

*ちなみにこのページは服のメーカー等に携わっている人が作ったものではなく
 服をよく知っている、いわば着る側の立場の方に作っていただきました。
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