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■ 喫茶店探訪記4 ■ 2002/12/16


■喫茶 ソワレ
目次


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ソワレ詳細
ソワレ


2階店内  ■喫茶ソワレ
  喫茶好きならご存知の方も多いで
  しょう。ブルーの照明東郷青児
  の絵、違う世界に迷い込んだよう
  な、そんな世界。
  日常とは少し違った気分を味わい
  たい、今日はゼリーが食べたい!
  なんて時にはソワレへGO!!

東郷青児の絵  インタビュー&ストーリー

 四条通から西木屋町通を北へ上ること20m、
 右手に高瀬川、左手に「喫茶ソワレ」がある。

 きっと入店してまず驚くのは、普通の喫茶店では
 思いもよらないブルーの照明。その中にぼうと
 光るステンドグラスのランプ。そして店内のいた
 るところに施された木彫画である。異世界へ飛び
 込んだ様な不思議空間が、そこにはある。
 そして店内に飾られている絵画のほとんどは
 東郷青児によるものであり、これもまた、沢山の
 お客さんの訪れる理由の一つとなっている。

 昭和二十三年、高瀬川沿いのこの場所に
 「喫茶ソワレ」を開いたのは、現オーナー
 元木英輔さんの父親である。
 「父はモダンな人でしたよ。そして東郷さんの
 作品が好きでね、開店時に手持ちの作品を飾った
 んですね。そして集めては飾っているうちに、
 東郷青児本人が来店されて、その後気に入って
 ちょくちょく来られていたようですね。」
  ◆ 東郷青児の絵 ◆

レギュラーカード
 ◆レギュラーカード◆

 「私がまだ会社勤めをしていた頃ですが、久々に店
 に寄ると父と東郷さん話していて、父が紹介してく
 れたのですがさすがに緊張しました。東郷さんは
 何か、豪傑といった風でした。」

 そして店内の木彫画の8割を占めるのが池野禎春氏に
 よるものである。「日展の審査員までつとめた方なん
 ですが、じつは父の釣り友達なんです。戦後の、旅行
 もままならない時代からフランスに渡り、西洋風な
 モチーフの修行をしたそうです。2階のひまわりの
 木彫画は力強くて好きな作品ですね。」
 「ソワレ」(夕暮れ・夜会)という店名は、当時フラ
 ンスに詳しかった池野氏に挙げて貰った、幾つかの
 言葉の中から選んだものだそうである。

 「店内のブルーの照明は色彩専門家の上村六郎先生
  からアドバイスをいただきました。」
 店の前には一つの歌を彫った石版が飾られているが、
 この歌は上村氏の友人である歌人、吉井勇氏によるも
 のである。
 「珈琲の香にむせひたるゆうへより
         ゆめみるひととなりにけらしな


 「ソワレではBGMがながれていませんが、私はお客様の
 会話が最高のBGMだと思っています。そして店内を見て
 楽しんで頂けたらと思います。またよかったら東郷青児
 の絵を使ったレギュラーカード季節ごとの季節カード
 
無料で用意していますのでお持ち帰りになって楽しん
 でいただけたらと思っています。」

 魅力的な人の周りには魅力的な人が集まる。そんな風に
 してモダンな嗜好を持った男達が自然に集まりソワレ
 ができて、それに魅かれてお客さんも自然に集まるんだ
 なと、ソワレの魅力がまた一つ増えました。


ひまわりの木彫画
◆ ひまわりの木彫画 ◆

2F店内
◆2F店内◆


5色のゼリーが鮮やか!!  おすすめメニュー
     ゼリーポンチ(左写真)  600円

 ◇喫茶 コーヒー         500円
     紅茶           500円
     ゼリーコーヒー      550円
     ヨーグルトフロート    550円
     ケーキセット       750円〜

ソワレ  喫茶 ソワレ

 住所 :京都市下京区西木屋町通
     四条上ル
 TEL  :075−221−0351
 営業 :12:00〜10:30
 定休日:月曜日
 駐車場:なし


●取材、撮影協力、資料提供 「喫茶ソワレ」
●取材・制作・編集・写真  平井 昌樹

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